台湾の育休事情~データの裏に隠された実態
日本に比べて台湾では、出産後もすぐに職場復帰する女性が多いのですが、どうやらその実情は復帰の環境が整備されているというよりも、”致し方なく復帰せざるを得ない”という事情があるようです。早い人では産後1カ月で職場復帰する人もいますが、おおむね2~3カ月で復帰するのが一般的であり、この事実だけをみると「一億総活躍、女性の活用を」とスローガンを掲げている日本よりも先進的なようです。
台湾労働局(日本の厚労省に相当)の統計データによりますと、昨年度の台湾における育休取得後の職場復帰率は9割に上り、そのうち従前と同じ職場に復帰した割合は7割と非常に高い水準にありました。当局ではこの統計結果を引用したうえで、台湾における女性のキャリア形成において出産が与えるマイナスの影響は見受けられないと説明していましたが、2016年11月4日付の風媒体によれば、実態はそれほど楽観視できないとのことです。
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